全国中学高校実態調査

自転車の危険運転や整備不良などによる事故が多発していることから、2015年6月には道路交通法が改正され、中学生から対象となる14歳以上の危険運転常習者には罰則が導入されました。登下校だけでなく日常の手軽な移動手段として、生徒が自転車を利用する機会は多く、自転車通学中の中高生が被害者になる事故や加害者になる事故について目にする機会が増加しています。

この度、自転車の安全利用促進委員会では自転車通学や自転車の活用実態について中学校・高校の自転車通学指導者、当事者である中高生また、保護者に対してアンケート調査致しました。

調査の結果、中高生が加害者ではなく被害者として自転車事故に遭いやすいことがわかりました。
また、その対策として各学校がおこなっている取り組みは「"事故は怖い"と『加害者・被害者』になりうることを認識させる指導」や、座学や実技による"自転車の安全利用5則"を理解させる指導など、ルールやマナーといった、自転車の"ソフト面"の対策が中心となっており、メンテナンス指導や、自転車自体の安全基準を担保するBAAマーク貼付車の推奨など、自転車自体の安全性についての"ハード面"の指導についてはまだまだ行き届いていない実態が明らかとなりました。

詳しくはニュースリリースをご覧ください。

全国中学高校実態調査