2019年 自転車の都道府県別の通学時事故件数ランキング

自転車の安全利用促進委員会では、新学期に向けて、全国都道府県別の中学生・高校生の通学時における自転車事故発生件数について調査・分析いたしましたので、ご報告いたします。

今回の調査は、公益財団法人交通事故総合分析センターITARDAから提供を受けた2019年(1月~12月)の事故データを当委員会メンバーである公益財団法人自転車駐車場整備センター自転車総合研究所 所長 古倉宗治氏の監修のもと調査・分析いたしました。
今回の調査のうち、都道府県別の中高生の自転車通学時の事故件数については、2016年(2014年分データ)から毎年継続して行っており、今年で6年目になります。

各調査の詳細、及び当委員会メンバー古倉宗治氏のコメントにつきまして詳しくはニュースリリースをご確認ください。
2019年 自転車の都道府県別の通学時事故件数ランキング.pdf

<調査トピックス>
①2019年都道府県別事故件数ランキング
 ・全国の通学事故件数は少しずつ改善傾向が見られる
 ・中学生の1万人当たりの事故件数ワースト1位「群馬県」2位「香川県」3位「佐賀県」
 ・高校生の1万人当たりの事故件数ワースト1位「群馬県」2位「静岡県」3位「宮崎県」
②中・高1年生の事故件数ランキング
 ・中学生、高校生ともに1年生の事故が最も多い!
③通学時自転車事故の加害者率ランキング
 ・中・高ともに自転車事故の約2割で生徒が加害者になっている!
 ・高校生の加害者割合(一当)率ワースト1位「京都府」2位「東京都」3位「栃木県」
④安全な自転車通学のためのポイント
 ・まず、通学用自転車自体の安全性を確認!
 ・自転車保険の加入やヘルメットの着用で、もしものときのリスク回避を