2024年 自転車の都道府県別の通学時事故件数ランキング

自転車の安全利用促進委員会は、2025年9月21日(日)から始まる「秋の全国交通安全運動」にあわせ、2024年中の全国都道府県別、中学生・高校生の通学時における自転車事故発生件数について調査・分析しました。本調査は、公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)から提供を受けた2024年(1月~12月)の事故データを、当委員会メンバーの古倉宗治(一般社団法人日本シェアサイクル協会 会長/NPO法人自転車政策・計画推進機構 理事長)が監修し調査・分析を行なっております。
来年2026年4月からは、自転車の交通違反に対して反則金を科す「青切符」制度が導入され、改正道路交通法が16歳以上に適用されることになります。信号無視や携帯電話を使用しながらの運転など、これまで自動車に適用されていた反則行為(信号無視など110項目)に加え、自転車特有の違反(歩道徐行義務違反など5項目)も取り締まりの対象となります。こうした背景から、自転車通学に関する安全利用の指導は、今後ますます重要であり、喫緊の課題といえます。
自転車の安全利用促進委員会では、自転車の利用や安全に関する専門家が中心となり、安全・安心な利用のためのルールやマナー、安全な自転車の選び方などを啓発しています。また、教育関係者や学校と連携し、自転車通学指導セミナーの開催や意識・実態調査の実施などを通じて、理解と意識の向上を図っています。

各調査の詳細、及び当委員会メンバー古倉宗治氏のコメントにつきまして詳しくはニュースリリースをご確認ください。
2025gakuseijiko.pdf

調査トピックス
①2024年都道府県別 通学時自転車事故件数ランキング
●全国の通学時の事故件数は減少傾向
●中学生1万人当たりの事故件数ワースト1位「群馬県」、2位「香川県」、3位「栃木県」
●高校生1万人当たりの事故件数ワースト1位「群馬県」、2位「静岡県」、3位「愛知県」
②2024年通学時自転車事故の加害者(第一当事者)率ランキング
●中高生ともに、約2割の学生は通学時自転車事故の加害者である
●中学生では、加害者(第一当事者)ワースト1位「東京都」、2位「栃木県」、3位「兵庫県」
●高校生では、加害者(第一当事者)ワースト1位「東京都」、2位「栃木県」、3位「兵庫県」
③通学時自転車事故の状況
●通学時自転車事故の相手方は中高生ともに8割強は自動車
●全国で通学自転車の事故時にヘルメット未着用の高校生は9割弱
●高校生の通学自転車の事故時ヘルメット着用率トップは「愛媛県」の91.7%
④通学時の事故発生場所
●中高生ともに交差点内が7割以上