自転車通学の実態
中高生の事故実態と事故率
自転車事故の割合が高いのは“シニア”ではなく“中高生”!
子どもからお年寄りまで、気軽に便利に使える交通手段である自転車。通勤や通学、買い物といった普段の生活での移動手段であることに加え、サイクリングなど余暇を楽しむツールでもあります。一般財団法人自転車産業振興会の資料によると、2021年には我が国の自転車保有台数はおよそ57,244千台で、国民1人あたり約0.46台の自転車を持っていることになります。
このように生活に欠かせない自転車の年齢層別自転車利用率は、10代に比べ、50才代以上の中高年の利用率が高いことがわかります。
にもかかわらず、各年代別の人口10万人当たりの自転車事故割合は、中学生及び高校生( 15-19歳)の事故率が、他の全ての年齢層や特にシニア層に比べ著しく高いことがわかっています。