高校生の自転車実態

自転車の安全利用促進委員会では、自転車を利用する高校生100名を対象に、安全安心な自転車ライフをおくるために必要なルールやマナーといった自転車利用の"ソフト面"の実態と、自転車自体の安全性・メンテナンスなどの見逃されがちな"ハード面"の実態についての調査を行いました。

自転車事故の中でも、高校生の自転車事故件数は最も多く、特に冬場は下校時間帯の道は暗いことに加え、新しい学年にもすっかり慣れてきた頃ということで、緊張感が無くなり、事故も多くなっていると考えられます。高校生の自転車事故は車や高齢者との接触事故が多く、よそ見などの少しの不注意が大きな問題になりかねません。

近年高校生による自転車事故は年々減少傾向にあり、自転車指導に取り組む学校やスタントマン等を使った自転車講習会などが奏功しているように思われます。しかし、マナーなどのソフト面の基本的な指導は行われてきているものの、ハード面のメンテナンス指導などはまだまだ少ないようです。今回の調査からも、メンテナンス不足によるヒヤリ・ハット経験者が多くいることが分かり、早急な取り組みが必要であることが分かりました。

詳しくはニュースリリースをご覧ください。

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